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【要警戒】世界保健機関(WHO)「新型コロナウイルス感染症」「サル痘」に関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を解除!テドロス・アダノム事務局長「世界的な脅威ではないという意味ではない」「ウイルスは命を奪い続けている」!

政治・経済・時事問題
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※画像出典:CNN.co.jp
WHOは「新型コロナウイルス感染症」「サル痘」に関して「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言の解除を表明しました。一方で、PHEICを解除した所で感染症はなくなりません。持続的な対応は必要です。今年に入ってオミクロン型の新たな派生型「XBB.1.16」を確認、ウイルスは常に変化しています。



■WHO、新型コロナ緊急事態宣言を終了 脅威は消えずと警告
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-idJPKBN2WW15P
ロイター ワールド 2023年5月6日 12:21


[ロンドン/ワシントン 5日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は5日、新型コロナウイルス感染症に関する「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を終了すると表明した。2020年1月30日の緊急事態の宣言から約3年3カ月。世界で690万人以上が死亡し、世界経済を混乱させたパンデミック(世界的大流行)の終焉に向けた大きな一歩となった。

■コロナ緊急事態の「終了」なぜいま?WHO専門家が語った3つの理由
https://www.asahi.com/articles/ASR565QZHR56UHBI009.html
朝日新聞デジタル ロンドン=金成隆一 2023年5月6日 18時02分


新型コロナウイルスに対し、世界が「緊急対応」する局面が終わった。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が5日、3年3カ月に及んだ「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の終了を宣言した。

だが、700万人近い命を奪ったこのウイルスは、いまも根絶されていない。なぜ、いまなのか。会見で語られたテドロス氏や専門家の言葉を紹介する。

新型コロナウイルス感染症に関するPHEICの解除について!


2023年05月05日(金)。世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言の終了を表明しました。同氏は「大きな希望を持って新型コロナウイルス感染症に関するPHEICの終了を宣言します」と述べています。

WHOは専門家による国際保健規則に関する緊急委員会を開催、ワクチン接種、新規感染者数・死亡者数の低下、集団免疫の高さ、入院や集中治療室利用の減少など多くの国で通常の生活を取り戻していることを指摘しました。

前日に行われた国際保健規則に関する緊急委員会での協議を踏まえて、テドロス事務局長はPHEICの宣言を終了することに同意しています。

WHOは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。これを受けて、各国はそれぞれ法的な効力を持った緊急事態を独自に宣言、感染症対策やワクチン接種など様々な対応を強化しています。

2020年1月30日(木)に出された国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態は約3年3カ月で終了を迎えました。累計の死亡者は世界で690万人以上。世界経済を混乱させた世界的大流行(パンデミック)の終焉に向けて大きな節目を迎えたことになります。

■サル痘の緊急事態宣言終了 WHO、感染・死者減少
https://nordot.app/1029405147340669849?c=39550187727945729
共同通信 2023/05/12


【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、動物由来のウイルス感染症のサル痘(エムポックス)について、昨年7月に出した緊急事態宣言を終了すると発表した。新規感染が大幅に減少して収束に向かっており、死者数も抑えられてきたことを受けた措置。

■WHO、サル痘「緊急事態」終了 宣言から10カ月
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051101371&g=int
時事ドットコム 2023年05月11日 23時55分


アフリカの一部地域で発生していたエムポックスは、昨年5月ごろから欧米などに感染が拡大。日本では同年7月に感染者が初確認された。WHOによると、同年8月には1週間当たりの世界の新規感染者が7500人を超えたが、ここ数カ月は100人前後で推移していた。

サル痘に関するPHEICの解除について!


2023年05月11日(木)。ジュネーブで記者会見を行った世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は動物由来のウイルス感染症「サル痘(エムポックス)」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言を終了させることを発表しました。

サル痘は昨年5月頃に欧米を中心に感染拡大。WHOは同年7月にPHEICを宣言しました。これまでに111の国・地域で8万7000人余の感染者を確認、死亡者は140人に上ります。ピーク時の昨年8月中旬には、1週間で7500人余の新規感染者を確認していたもののここ数カ月は1週間当りの新規感染者数は100人余にまで減っています。

こうした状況を踏まえて、専門家による国際保健規則に関する緊急委員会を勧告に従って、約10カ月続いたPHEICの終了を発表しました。テドロス事務局長は新規感染者数・死亡者数の大幅減少で「感染発生の制御に確実な進捗が見られる」と述べました。

Twitterの反応!



管理人後記!


新型コロナウイルス感染症、サル痘、いずれも世界的な新規感染者数・死亡者数の減少などを理由に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言を終了しました。一方で、引き続きウイルスの変異や動向について引き続き監視するように各国に呼び掛けています。

各国は既に新型コロナウイルス感染症の対策を大幅に緩和しています。米国は5月11日(木)に「国家非常事態宣言」を解除、入国時のワクチン接種証明書の提示は不要になりました。日本では5月上旬に感染症法上の分類を「5類」に移行、日々の新規感染者数の発表を終了しています。

サル痘を巡っては、新規感染者数は大幅に減少、死者数は抑えられてきたことで収束に向っています。一方で、日本に限って言えば2023年に入って逆に新規感染者は増えています。

テドロス・アダノム事務局長は新型コロナウイルス感染症に関して「世界的な脅威ではないという意味ではない」「ウイルスは命を奪い続けている」と強調しました。サル痘については「新型コロナウイルスと同じでこれで終わりではない」と述べています。

PHEICを解除した所で2つの感染症はなくなりません。WHOは今年3月に改定したワクチン指針で「高齢者」「妊婦」「基礎疾患のある人」などに定期的な接種を推奨、持続的な対応は必要です。

また、複数の専門家はPHEICの解除による各国の対策の「緩み」を懸念しています。今年に入ってオミクロン型の新たな派生型「XBB.1.16(通称アークトゥルス)」を確認、ウイルスは常に変化しています。

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コメント
  • No title
    2023/05/28 20:04
    日本を代表する保守の鑑 杉田水脈先生から直接コメントをいただきました
    https://youtu.be/5_G6tzSyRc8
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