
※画像出典:FNNプライムオンライン
岸田政権の掲げる少子化対策の「財源」を巡って、自民党の茂木敏充幹事長は既存の保険料収入の活用して確保する考えを示しました。これに対して、加藤勝信厚生労働相は「年金や医療に使う金を子どもに持っていく余地はない」と述べて否定的な考えを示しました。議論は平行線を辿っています。
■社会保険料の活用「余地ない」少子化対策財源で―加藤厚労相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023050700184&g=eco
時事ドットコム 2023年05月07日 12時19分
加藤勝信厚生労働相は7日、フジテレビの討論番組に出演し、少子化対策の財源に関し「年金、医療に使うお金を子どもに持っていく余地はない」と述べ、医療や年金などの社会保険料引き上げによる確保に否定的な見解を示した。
■少子化対策財源に社会保険料を「使う余地はない」と加藤厚労相
https://www.fnn.jp/articles/-/524886
FNNプライムオンライン 日曜報道THE PRIME 2023年5月7日 日曜 午後7:22
加藤勝信厚労相は7日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、「異次元の少子化対策」の財源に関し、医療や年金などの社会保険料引き上げによる確保に否定的な見解を示した。「年金や医療に使う金を子ども(政策)に持っていくというのは、正直余地はない」と述べた。
このニュースについて!
2023年05月07日(日)。フジテレビ系の番組「日曜報道 THE PRIME」に出演した加藤勝信厚生労働相は、少子化対策の「財源」について「社会保険料は医療は医療に、年金は年金に使う」「目的と負担との関係で(制度を)作っている」「年金や医療に使う金を子どもに持っていくのは正直言って余地はない」と述べました。
医療や年金などの社会保険料を少子化対策の税源に充てる案に慎重な姿勢を示しました。その上で財源の在り方について「社会保険料方式という形なのか税で負担していくのかやるべき施策などを含めてよく議論させていただきたい」と述べています。
これに先駆けて、自民党の茂木敏充幹事長は「(現状では)増税や国債の発行で捻出することは考えていない」と明言しました。まずは歳出削減の徹底や既存の保険料収入の活用して「国民の負担」を増やさない方向で新たな方策を検討する意向です。
Twitterの反応!
加藤厚労相 “社会保険料 子どもに持っていく余地はない”
— ひろゆき (@hirox246) May 8, 2023
こんな国で子供を育てたくないと考えて、海外に視野を向ける人が増えてる昨今。
自民党と公明党は「若者に日本で子供を産んで育てようという気にさせない」選手権大会とかやってるんですか?https://t.co/U0jPuCnvWW
ほらね、要するに少子化対策なんか本気でやる気はないんだ。防衛予算の拡大や五輪誘致のように、自民党が金を吸い上げる旨みがないからだろう。冗談ではなく、自民党はこの国の未来を破壊しつつあるんだよ。
— m TAKANO (@mt3678mt) May 7, 2023
【加藤厚労相 “社会保険料 子どもに持っていく余地はない”】 https://t.co/1HoKBn4kwk
加藤厚労相 “社会保険料 子どもに持っていく余地はない” | NHK https://t.co/sciHww98Qg
— 舘乃 夕華 Kanno Yuuka (@yuuka_kanno) May 8, 2023
ほーら、選挙終わったらこれだよ!で、今度はどこからむしりとるの?国民を都合のいい財布くらいにしか認識してないでしょ。とんでもねえDV政権だよ…
子供が一年生になります、揃えないといけないものあります、家計はなんとしてでも子のためにかき集め、何かを抑えて用意します。さて、それと何が違うのか。当事者意識。自分ごとでないからしない。
— 藏座かおり@子育て支援団体ほほえみ (@hohoemizouza) May 14, 2023
加藤厚労相 “社会保険料 子どもに持っていく余地はない” | NHK https://t.co/UJGMf3WG6a
少子化対策財源に社会保険料を「使う余地はない」と加藤厚労相https://t.co/V9OzTgCbuZ
— 松浦 直生 MATSUURA NAOKI 🤐 (@MATSUURANAOKIMG) May 8, 2023
復興出来ていない地域もあるのに東日本大震災復興財源を削って防衛費に回す意味が分からないし、一歩引いて削るとしても困窮対策や少子化対策に回すべき。自民党の岸田総理と麻生太郎は犯罪と自殺を増やす気か?
管理人後記!
岸田政権は「異次元の少子対策」で将来的な子ども・子育て予算の倍増に向けて検討を進めています。しかし、これを実現には「数兆円規模」の予算を要します。
現在、政府・与党内では「年金」「医療」「介護」「雇用」などの「社会保険料」に「一定額を上乗せして捻出する案」を軸に議論を進めています。
加藤勝信厚生労働相は社会保険料を少子化対策に活用する案を否定しました。一方で、自民党の一部の議員は「国債」の追加発行を提案しているものの茂木敏充幹事長はこれを否定、議論は平行線を辿っています。
歳出削減の徹底に関して政府・与党の対応は非常に遅く、政務活動費など政治に直結するような予算はほぼ手付かず状態です。
国民の負担を増やさない最善の方法は国債の追加発行です。逆に言えばこれ以外で「少子化対策を倍増させる方法はあるのか?」は甚だ疑問です。政府・与党の姿勢を巡って批判的な意見は多いです。




