
※画像出典:日本経済新聞
新型コロナウイルスに関して、厚生労働省は今冬の更なる感染拡大に備えて生後6カ月以上の「全世代」を対象にワクチンの接種を開始しました。使用されるのはオミクロン株の派生型「XBB」系統に対応した「mRNAワクチン」です。一方で「後遺症」の報告は相次いでいて難しい判断を迫られています。
■新型コロナ、秋接種開始 全世代対象の無料ワクチン
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092000165&g=soc
時事ドットコム 2023年09月20日 11時04分
新型コロナウイルスワクチンの秋接種が20日、始まった。初回接種を終えた生後6カ月以上の全ての人が対象で、オミクロン株派生型「XBB.1.5」に対応したワクチンが主に使用される。期間は来年3月末までで、公費負担のため費用は無料。
■新型コロナの新たな変異株「ピロラ」に対してモデルナの次期ワクチンが有効か
https://medicaldoc.jp/news/news-202309n0614/
メディカルドック 公開日:2023/09/15
アメリカの製薬大手モデルナは、新型コロナウイルスの最新版ワクチンの臨床試験で、多数の変異があり警戒されている新たな変異株「BA.2.86」、通称「ピロラ」に対して強い免疫反応が確認されたと発表しました。このニュースについて、中路先生にお話を伺いました。
このニュースについて!
2023年09月20日(水)。新型コロナウイルスの新規感染者数は日本全国で増加傾向です。厚生労働省は、今冬の更なる感染拡大に備えて「生後6カ月以上」の「全世代」を対象にワクチンの接種を開始しました。期間は来年3月末までで希望する人には全額公費負担で費用は無料です。
今回使用されるXBB対応ワクチンは、現在流行しているオミクロン株の変異株「XBB(通称:グリフォン)」の派生型「XBB1.16(通称:アークトゥルス)」「EG.5(通称:エリス)」に対して細胞への感染を防ぐ力を示す「中和活性」を確認しました。
現在、ワクチンの接種は「基礎疾患のある人」「65歳以上の高齢者」「医療従事者」に限定して推奨しています。今秋以降はこれを生後6カ月以上の全世代に広げます。
一方で、厚生労働省は自治体主導で住民に接種を勧める「接種勧奨」や予防接種法上の「努力義務」については「重症化リスクの高い人」のみに適用します。
尚、多くの自治体では10月以降に開始する新型コロナウイルスとインフルエンザのワクチンを同時に接種した際の安全性や有効性に関して「問題なし」と見解を示しています。
Twitterの反応!
9月20日からXBB.1.5対応ワクチンの接種が開始されます。どんなワクチンなのか、今主流のEG.5系統や今後拡大が懸念されるBA.2.86には効果が期待できるのか、副反応の頻度はどれくらいか、など現時点でわかっていることをまとめました。接種を検討される際の参考にしてください。https://t.co/2nAeD4fqR0
— 忽那賢志 (@kutsunasatoshi) September 18, 2023
厚生労働省の公式データをもとにして作られた「新型コロナワクチン副反応データベース検索」で、
— KAITO (@teteatete2021) September 15, 2023
「条件: 死亡、発生まで7日以内」
で検索し、年齢昇順でソートかけたら、#コロナワクチン で世の中大変なことになっていました。… pic.twitter.com/RxxZ0NjU7m
#ワクチン治験で殺される
— 五十嵐勉 (@ttmikrs) September 15, 2023
テレビで言ってない、
そんな事で命の危険にさらされる国です。
完全に壊れてる国です。#ワクチン即時中止を求めます #ワクチン問題研究会 #ワクチン後遺症 pic.twitter.com/BKyHSblUad
#新型コロナ 秋接種開始
— 氏原 賢一【上牧町議会議員】公明党 (@ujiharak) September 20, 2023
✨全世代対象の無料ワクチン#厚労省
⚠️新型コロナワクチンは、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して提供
⚠️接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくもの#公明新聞電子版#ナラマエ pic.twitter.com/vGCuAK5pkL
ネガキャンも多いコロナワクチン。前回ワクチンから時間がたった高齢者がこじらせる傾向があります。過去にない程広がっているので、高リスクの方は接種を前向きにご検討下さい。
— 田代和馬@訪問診療医(ひなた在宅クリニック山王) (@homecare_hinata) September 19, 2023
新型コロナワクチンの秋冬接種、20日から 全世代対象に無料で実施(朝日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/DQ4UiYLqcl
管理人後記!
厚生労働省によれば、これまでに国はファイザー社製のワクチンを2000万回分、モデルナ社製のワクチンを500万回分確保しました。接種を希望する場合は自治体で発行される接種券を持って「病院」などで接種を受けられます。
米国疾病対策センター(CDC)は、重症化や発症を防ぐ効果を期待して生後6カ月以上のすべての人にXBB対応ワクチンの接種を推奨しています。
今回使用されるXBB対応ワクチンは、現在流行しているオミクロン株の変異株「XBB(通称:グリフォン)」の派生型「XBB1.16(通称:アークトゥルス)」「EG.5(通称:エリス)」に対して細胞への感染を防ぐ力を示す「中和活性」を確認しました。
また、モデルナ社製のワクチンは東京都で今月初めて確認された「BA.2.86(通称:ピロラ)」に対して「有効な反応」を示しています。
一方で、後遺症の報告は相次いでいて日本経済新聞は「熟慮の上で接種を」と呼び掛ける社説を発表しました。更に、現時点でワクチンは無料で接種できるものの国の公費負担は2024年3月31日で終了します。自己負担なしで接種できるのは今回で最後になる可能性もあります。感染状況によっては非常に危険な事態になり得ます。





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